2007年10月6日 放送分
「伝統野菜復活へ」
(写真準備中)

各地で古くから栽培されてきた伝統野菜が見直されている。

かつては各地の郷土料理に欠かせなかった伝統野菜だが、大量生産、大量消費の経済構造の中でその多くは衰退していった。ところがここ数年、その独特の味わいや食の安全安心などの面から、伝統野菜復活への取り組みが各地で起こっている。

今年の夏、岡山県内で古くから栽培されてきた野菜の中から全国ブランドの特産品として有望な品目を選び出し、普及を図る研究会が、 岡山市 で発足した。京野菜ならぬ「吉備野菜」として産地化を目指したい考えだ。

一方、丸亀港の北、塩飽諸島の手島では、かつての名産品をトウガラシの一種「香川本鷹」を復活させる取り組みが本格化している。

トウガラシの一般的な品種鷹の爪と比べて2、3倍大きい「香川本鷹」。七味唐辛子の材料や輸出向けなどに栽培が盛んだったが、値段の安い輸入品に押されて衰退していた。2年目を迎えた「香川本鷹」の生産に携わっているのは、手島と広島の2島。合わせて9戸の農家。いずれも支えているのは高齢者だ。高齢化が進む塩飽諸島の島々だが、香川本鷹復活プロジェクトが成功すればまた島に活気が戻り、若い人たちが戻ってくるかもしれない。島民にとって香川本鷹は希望のトウガラシでもある。

番組で試食した香川本鷹の七味と生七味はこちら

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