2007年11月3日 放送分
岡山県産農産物を売り込め!初の大商談会

地産地消が叫ばれる中、岡山県産の野菜や果物を地元のスーパーや食品会社、レストランなどに売り込もうという岡山県内初の大商談会が11月1日 岡山市 内で開かれた。こうした商談会が開かれる背景には、地元産の農産物が意外と地元で流通していないという現状がある。どうしてそうなるのか―

番組では岡山県が全国一と言われるほどの品質を誇りながら地元ではわずかしか流通していない千両ナス、さらにほとんどが関西方面に出荷されるという 鏡野町 のフルーツトマトの生産現場を訪ね、地元で販売されない理由に迫る。

一方、岡山産の食材を求める業者は多い。岡山市内でレストランを経営するオーナーは、わざわざ産直市に足を運び地元産の食材を集める。青果店に頼んで一括配送が理想だがそんなニーズにこたえてくれるところは無い。さらに新しい地元産野菜を求めてもどこでそんなユニークな野菜が作られているのかさっぱりわからないと嘆く。

デパートの青果担当者も地元産の採れたて野菜にこだわりたいが、朝採ったものを昼までにデパートに運ぶ物流がないと残念がる。

そんな両者が出会う初めての大商談会が11月1日初めて開催された。

身近なところで栽培されながらあまり知られていなかったり流通してこなかったりして埋もれていた野菜の数々に、訪れた食品関係業者は興味津々。早速商談を始める姿が見られた。

大規模な産地を作って大都市のマーケットに効率よく販売していこうというこれまでの“マスマーケティング”でなじみが薄くなってしまっていた地元産の野菜や果物。主催する全農や岡山県ではこの商談会を第一歩として地元産の野菜が地元でうまく流通するような細やかな販売ルートの整備を目指したいとしている。