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高松市
の丸亀町商店街が再開発した商業ビル「高松丸亀町壱番街」が12月10日でオープン1年を迎えます。1年前に比べて人通りが増えるなど賑わいを増す商店街ですが、実はこの商店街、民間主導による画期的なまち作りの手法が全国から注目され視察が相次いでいるのです。丸亀町壱番街1年からまちなか再生の鍵を探りました。
去年12月10日、丸亀町商店街の北の玄関口に商業ビル「丸亀町壱番街」がオープンしました。400年の歴史を持つ丸亀町商店街“平成の再開発”第一弾です。
あれから1年。商店街は変わったのか―
丸亀町壱番街は、丸亀町商店街振興組合などが総延長470メートルある商店街再開発のトップを切って整備したものです。
東館と西館の2つの建物からなり、外観は天然石の重厚な作り。延べ床面積は1万6000平方メートルです。1階から4階には「グッチ」や「コーチ」といった高級ブランド店から四国初進出のカジュアルブランド「GAP」、30万冊の書籍をそろえた「紀伊国屋書店」など集客力のある21店舗が並んでいます。
この壱番街の売上高はオープン1年間で35億円に達する見込みです。売り場面積が増えているため単純比較は難しいもののこの地区のオープン前の売上高が22億円だったことと比べると1・6倍に増えたことになります。一日の通行人数も現在は1万5000人と前年と比べて20パーセントアップしました。
丸亀町壱番街が全国から注目される最大の理由は、地元商店主らが一丸となって進めた画期的なまちづくりの手法です。その手法とは―
壱番街の再開発では、組合や地権者などで作る「まちづくり会社」が地権者との間で62年間の「定期借地権契約」を結び、地権者が土地を貸し出すという方法をとりました。このため、総事業費は65億円と同様の再開発の半額以下。この結果店舗のテナント料は1階部分で相場の8割ほどに抑えられ、小売店が出店しやすい場所になりました。
さらに、「土地の利用権」はまちづくり会社が持ちます。これにより、これまでの商店街ではできなかった統一されたコンセプトでの店舗配置が可能になったのです。
こうした独自の手法でにぎわいを取り戻しつつある丸亀町商店街。
組合では、総延長470メートルのこの商店街を7つのゾーンに分けて5年で一新するプロジェクトを進めています。壱番街はその第一弾で、年明けからは壱番街に隣接した南100メートルの区間の再開発工事もスタートします。
全国の中心市街地や商店街が苦戦する中、丸亀町で地元主導型の再開発が善戦している理由とは―再開発を構想当初からリードする古川理事長に聞きました。
高松丸亀町商店街振興組合 古川理事長
「一言で言うと、大体皆さんだめになると誰かなんとかしてくれる・・・そうじゃなくて自分たちがリスクをしょって自分が立ち上がる。ここがネック。」2631~2645「私たちもどなたかが作ったものをそのままやったんじゃなくて地権者のワークショップで自分たちの町を運営する新しいルール、しくみ、手法を自分たちで考えてきた結果なんです。」2825~2842「まず元気かどうか。自分たちの町を本気でどうにかしようと覚悟する。ここが一番のポイントだと思います」
商店街の再開発が完成するのは2011年。中心市街地活性化の成功例となるのか―地元だけでなく全国から注目が集まっています。
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