2006年4月4日(火) 放送
「固定給にボーナス…変わる就農」

  大企業への人気が回復するなど若者の安定志向の高まり
 が、いま農業の分野でも出始めています。
  花の苗やイチゴなどの生産を中心とした農業生産法人、有
 
限会社・農マル園芸(美作市)。ここにも今春、2人の新入社
 員が入りました。グループ会社を合わせると24人の正社員と
 約60人のパート社員がいて、その半数以上が新卒や転職し
 た20代前半の若者です。ここで働く人たちの勤務時間は基
 本的には朝8時から夕方5時まで。月に6日程度の休みがあり、
 雇用保険などのほか社員寮も完備されています。
  農業離れが叫ばれる中、一定の生活が保証された農業生
 産法人。今後も就農を目指す若者の注目を集めそうです。

2006年4月12日(水) 放送
「岡山市中心部にマンション増加」

  岡山市中心部でマンションの建設ラッシュが続いています。
 桃太郎大通り周辺には3年ほど前からマンションが建ち始め
 ました。これまでに6棟、あわせて約500戸が供給され、建設
 中を含めると2008年までにさらに3棟が完成する予定です。
  こうしたマンションの増加に期待を寄せるのが地元の商店街
 です。マンションの入居者は高齢者も多いことから、表町商店
 街の中央部にある下之町商店会では、バスと路面電車で使え
 る回数券を買い物客に無料配布する取り組みを去年から始め
 ました。
  土地の値下がりを背景に、金融機関の統廃合、移転などで
 生まれた用地を活用して建設が進むマンション。市街地のに
 ぎわい創出の追い風になるものと期待されます。

2006年4月18日(火) 放送
「大学ブランドの野菜が人気」

  食の安全への関心が高まる中、大学で栽培された野菜や
 果物がいま、人気を集めています。岡山大学農学部では、去
 年秋から岡山市のデパートでネギや甘夏などの販売を始め
 ました。低農薬で、市場を通した農作物に比べて格安なことか
 ら好評で、これまでの月2回の販売を4月から週2回に増やし
 ました。
  岡山大が大学ブランドの野菜販売を始めた背景にあるのが
 国公立大学の法人化。大学独自の生き残り対策が求められ
 る中、野菜の販売によって大学の取り組みを広くアピールし、
 イメージアップを図ろうという狙いがあります。今年度中には、
 トレーサビリティシステムの運用も始める予定で、今後も農産
 物を通したブランド化の取り組みに力を入れます。

2006年4月26日(水) 放送
「なぜ?潮干狩り相次ぎ中止」

  岡山県内の観光潮干狩りが相次いで中止に追い込まれて
 います。倉敷市内の海岸や瀬戸内市沖の島ではアサリの減
 少に歯止めがかからず、去年に続いて今シーズンの潮干狩り
 の中止を決めました。
  岡山県内ではここ数年、アサリの漁獲量が減少していて、
 専門家は埋め立てによる干潟の減少や、台風による海底の
 地形の変化を指摘しています。さらに、海水温の上昇により
 瀬戸内海に入ってきた暖海性のエイがアサリを捕食する例も
 報告されていますが、アサリの減少にどこまで影響しているか
 は今のところわかっていません。
  岡山県では干潟整備などの対策を講じていますが、アサリ
 減少のはっきりとした原因究明が進まない中、根本的な解決
 策を見出すには、まだしばらく時間がかかりそうです。