2008年3月6日(木) 放送
「岡山空港20周年② 空港の課題」




 
岡山から海外への需要がますます高まる一方で、海外から岡山に
訪れる利用者は増えていません。このうち大韓航空でも岡山―ソウル線の
利用者のうち韓国人の割合は2割ほどにとどまっていて、新たな利用者の
開拓を探っています。こうした中、岡山県は空港の利用促進を図ろうと、
海外からの観光客を呼び込むためのツアーを組むなどしています。
 
一方で、航空会社は収益性の高い空港で便数を増やしたいという考えがあり、
新幹線などの競合がある岡山空港の東京便は、小型化され、
減便もさました。原油の高騰などで環境が厳しくなる中、航空会社にとっては
割引率の高い岡山線は、便数を増やし高い搭乗率を維持できても収益が
上がらないというジレンマがあります。
 
2年後には羽田空港で4本目の滑走路の使用が始まり、発着便は1.4倍に
なるといわれていますが、東京便は、このまま航空会社の収益改善が進まなければ
減便の可能性がないとはいえません。



2008年3月5日(水) 放送
「岡山空港20周年① 空港の果たした役割」




 
国内外におよそ1800万人の旅客を運んできた岡山空港は、今月11日、
開港20年を迎えます。開港当時、滑走路は2000メートルで、定期路線は
岡山―東京線の他、鹿児島線と那覇線の3路線からのスタートでした。
 
その後、1993年に滑走路を2500メートルに拡張し、2001年には県の
管理としては初の3000メートル化を果たします。路線も拡大し1991年に
初の国際線となるソウル線が就航したのを皮切りに上海線、グアム線などが次々に開設。
現在は国内4路線、国際4路線が就航する中四国屈指の空港へと成長しました。
 
路線の拡大は利用者の利便性を高め、同時に利用者も右肩上がりで増加。
昨年度は開港時のおよそ5倍となる年間160万人を突破しました。
 
ある専門家は空港が岡山に果たした役割を、「中四国の拠点空港として役割を
果たせるようになってきた。いろいろな意味で便利な地点ということが立証されてきた」
と評します。


2008年3月4日(火) 放送
「サギ被害で倉敷市が対策 効果は?」




 
番組では去年の8月、倉敷市の古新田地区で小学校の裏山にコサギが
多数すみつき付近の住民が困っているというニュースをお伝えしました。
半年以上が経ち、住民の声を受け行政も対策に乗り出しました。
 
倉敷市は去年9月、地元町内会と小学校のPTAがサギ対策の要望書を市に
出したこともあり、今年1月、サギが巣を作っている木の枝を切り落とし、
サギが秋に巣を離れたあとの戻る場所をなくす「枝打ち」を行いました。
 
しかし先月、以前巣を作っていた場所の周辺にサギが戻り始めました。
サギは一度巣を作ると、毎年同じところに戻ってくる習性があるためと推測されています。
 
市ではこれ以上木を切ることは山を保全する上で難しいと判断し、2週間ほど
前から機械を使って朝、夕の2回大きな音を出す対策を始めました。市は、
爆音でサギを追い払うことができなければ打つ手がないといい、住民たちは、
多くのサギが戻らないことを願い、対策の効果を見守っています。


2008年3月4日(月) 放送
「今年も流行?はしか」




 
去年、春から夏にかけ若者を中心に大流行した「はしか」は今年も関東を中心に
患者が多数報告され、岡山県内でも警戒を強めています。
 
今年、国が始めた患者の全数調査によると先月20日までに全国で報告された
患者数は2,119人で、岡山県では先月22日までに6人、香川県では4日までに
1人が報告されています。全国の患者の半数近くが10代で、春以降は去年と同じく
若者を中心に全国で流行する可能性が高いと危惧されています。
 
はしかは感染力が強く、空気感染するためマスクでは防げません。県では今年から
始まった調査で発生状況を確認し、予防接種を呼びかけることにしています。
 
また岡山大学では、去年のはしかの流行を受け、実習に出る学生らおよそ1700人を
対象に抗体検査を行い、全体の4人に1人が発病の可能性があることが分かりました。
そのため今年の新入生全員に、はしかの抗体検査を実施することを決めました。