5月25日(日)
 ミスモ加工 宮田丈夫社長
     
     不織布の2次加工メーカー、ミスモ加工(倉敷
    市)の宮田丈夫社長に商品開発に取り組む姿勢
    や経営方針を聞いた。

     不織布は、織らないでつくった繊維質の布製
    品のことで、家庭用の雑貨をはじめ工業、医療、
    土木用など幅広い分野に使用されている。同社
    は不織布を素材に手提げ袋や保冷用の袋を加
    工するメーカー。ミスモ加工がこれまでに手掛け
    た袋物の製品は1992年の設立以来、千種類を
    超える。躍進を支えたのは、超音波を使った独
    自の袋加工技術。大量生産用だった超音波技
    術を家庭用雑貨などの多品種小ロット生産に活
    用、新しい機能も組み込んで多様な不織布の
    加工を実現した。商品開発にあたって重視して
    いるのは、初めから実践生産に当たるという点。
    量産化することで製品の問題点を浮き彫りにし、
    スピーディーに改良を加える、これを宮田社長
    は野球に例えて「見逃しの三振はしない」という
    言葉で表現している。
     宮田社長「実際に営業なり事業の現場で具体
    的に行動を起こして初めて価値が成り立つわけ
    で、たとえそれが空振りに終わっても絶えず挑戦
    し続けるという、その姿勢がないと我々のような
    中小企業はやっていけないと思う。それをこの
    言葉に込めた」

     最近は、壁掛けタイプの捕虫器など、新しい
    分野の製品開発にも力を入れており、不織布の
    加工を軸に柔軟性を持ってユーザーの要望に
    応えていく方針で、今後も国内生産にこだわりた
    いとしている。
     宮田社長「モノづくりの現場でこそ楽しみ、喜
    びが味わえるという考え方を持っているので、
    今後も国内で知恵を絞って商品をつくるという
    姿勢を持ち続けたい」



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