6月8日(日)
 滝沢鉄工所 近藤安正社長

工作機械メーカー、滝沢鉄工所(岡山市)の近藤安正
社長に、経営再建に向けた取り組みや思いを聞いた。

同社はバブル期の過剰投資や売上高の減少で2000
年度から2期連続で債務超過に陥っていた。そこで、
抜本的な財務体質強化策として経営再建計画を発表、
今年5月末で手続きをほぼ終えた。これにより、約94
億円の負債を27億円に圧縮できたという。金融機関
や事業再生ファンドなどの支援を受ける一方で、大幅
なリストラを行った同社。再建へ向けた枠組みが整った
今、本当の意味で業績を回復していくためには、顧客
のニーズを見越した商品開発がかぎを握る。

近藤社長「一つは複合加工機。去年開発した1号機は
欧州を中心に好調で、7月にはシリーズの複合加工機
を発表する予定。もう一つはマシニングセンターに力を
入れていきたい」

アジア市場、とりわけ経済成長の著しい中国市場の開
拓も重要なポイントと位置付け、近く台湾の子会社が
上海工場を稼働させる予定。

近藤社長「再建に協力してくれた企業や希望退職に
応じてくれた方々に対して、全社一丸となってV字回復
を目指す。これが恩返しだと思っている」


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