6月29日(日)
 日銀岡山支店 坂本友彦支店長

日本銀行岡山支店は、岡山県内の企業数の減少
に関するリポートをまとめた。坂本友彦支店長に今後
の活性化策について聞いた。

リポートは、岡山県内の1996年から5年間の事業
所の減少率が7・6%にのぼり、全国47都道府県で
3番目に下げ幅が大きいことを指摘。減少傾向に歯
止めをかける方策として、これまでと違った視点から
企業誘致に取り組むことを提案している。

 ――企業の投資負担に配慮した定期借地権方式
による誘致の促進や外資系企業への働き掛け、また
他県への進出が目立っているコールセンターの誘致
など、まだ工夫の余地が残されていると思う

 企業誘致とともに欠かせないのが創業者、ベンチャ
ーの育成と支援。この点については、産学の連携に
よる基盤づくりや金融面からのサポートの必要性を指
摘している。

 ――TLO(技術移転機関)の早期設立や大学施設
の民間企業への開放など、産学連携の動きをもっと
加速させていく必要があると考える。また、新規に設立
された企業というのは当然、担保力に乏しいので、金
融機関が事業のキャッシュフローにより着目した審査
方法を拡充していくことができれば、新規に設立され
た企業に対する資金供給というのも、より円滑にいくの
ではないかと思う


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