月3日(日)
 東大阪宇宙関連開発研究会 青木豊彦会長

今回のテーマは「人工衛星」。登場するのは、小泉首相
もその取り組みを注目しているという東大阪市の航空機
部品メーカー・アオキの青木豊彦社長。
東大阪市は約8000の中小企業を抱える製造業の街で、
現在、中小の町工場が中心となって、自前の小型人工
衛星の開発プロジェクトを進めている。青木さんは、そ
の推進母体「東大阪宇宙関連開発研究会」の会長で、
いわば人工衛星で地場産業のブランド化を図ろうという
試みの「旗振り役」。その青木さんが7月30日、岡山県
産業振興財団主催の「モノづくりセミナー」の講師として
来岡し、モノづくりの街の心意気を熱く語った。青木会
長に、東大阪の取り組みやモノづくりにかける思いを聞
いた。

Q.――地場企業振興になぜ人工衛星を 

「若者が今のモノづくりを知らない。我々の世代が元気
がなくなっていることもあって、若者とあまり会話がない。
何とか若者にモノづくりに来てもらわないと。人工衛星
プロジェクトは<歯ブラシからロケットまで>といわれる
東大阪の技術ならできるのではないかと思った。プロ
ジェクトを橋渡しに若者と我々熟年、匠(たくみ)との会
話の場をつくっていきたい」

Q.――今の「モノづくり」に必要なことは

「自分がモノづくりをやっているという誇り、プライドが
一番大事。子どもや奥さんに話をできるモノづくりが
今、欠けているのではないか。家庭で仕事の話をで
きるということは、男にとって大きな味方だ」

Q.――岡山・香川の中小企業にメッセージを 

「モノづくりで<青い鳥>は意外と足元にいるのでは―。
岡山・香川にはいい地場産業があるから、それをどう
アレンジしていくかを見つけ出すのが一番の成功の
もとだと思う」



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