月17日(日)
 はるやま商事 治山正史社長

 紳士服販売大手のはるやま商事(岡山市)の社長に
就任した治山正史氏(38)。創業者で現在会長の父親、
正次氏の後を受けて今年6月、常務から昇格した。新社
長に抱負や店舗展開の方向性などを聞いた。

 ――売上高で業界3位のはるやま商事。2003年3月
期決算では3期連続の増収増益を達成した。

 「本当の意味でファッションを提供できる店に。価格面
でなく品質や気持ちのよいサービスで知られるようにした
い」

 ――値引き販売の浸透で業界全体が商品単価の落ち
込みに直面するなか、同社はこの夏好調だった涼感スー
ツのような顧客ニーズにきめ細かく対応した商品や、デザ
イナーズブランドなどの高価格帯商品を充実させる方針。
一方、店舗展開では若者向けツープライス店の店舗網を
拡大するほか、全国の空白地域にも積極的に出店したい
としている。

 「全国的にまだ出店できてない都道府県が14〜15ある。
そこにまず出店すること。この10年ほど20〜30店出して
きたので、今後もそのペースで着実に固めていきたい」

 ――本業の紳士服で攻勢をかける一方、これからは業
態にとらわれない時代適応業としての取り組みが不可欠と
話す新社長。去年10月に立ち上げたセルフうどん店など、
紳士服店の出店ノウハウを生かした新規分野への取り組
みも加速させる方針という。

 「我々は全国でうどんや古本、百円ショップなどいろん
な所とコラボレーションというか、協力関係を築いて進めて
いる。そのなかで本業に対しても、プラスになるような話が
どんどん出てくる。だから、業界の中の枠組みではなく、
いろんな業界の方と協力してさらに可能性を広げていき
たい」



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