11月2日(日)
 日本銀行岡山支店 坂本友彦支店長

  今回は日本銀行岡山支店の坂本友彦支店長。日本
銀行の支店は、さまざまな角度から地域経済の動向に
関する情報の収集、分析を行っている。坂本支店長に
岡山県経済振興の方策などについて聞いた。

 ――地場経済活性化に必要な取り組みは

 「個々の企業が持っている優れた技術力をうまく有機
的に組み合わせて、業界としての競争力を高めていく工
夫が必要と思う。また、企業内ベンチャーの創造や育成、
産学連携といった新たな取り組みにチャレンジしていく
積極性も求められる。県内には、非常に優れた技術を
持つ専門性の高い中小メーカーがたくさんあるわけだが、
そうした企業が力を合わせて技術の開発などに取り組め
ばもっと競争力が高まると思うし、需要もついてくるので
はないかと期待している」

 ――これからの時代を乗り切るポイントは

  「経営上の重要項目として二つ挙げるとすれば、一つ
は製造業の場合、何といっても技術力。他社が持ってい
ない独自の技術や製造ノウハウを開発、確立しているか
という点がポイントだと思う。二つ目は製造業、非製造業
を問わず、明確な顧客戦略といったものを持っているか
どうか。言いかえるとターゲットとする顧客層をしっかりと
絞り込めているかどうかという点だろうと思う。需要がなか
なか伸びない、最近のような低成長のもとでは、他社が
提供していないような商品・サービスを開発し提供して
いくということ、それによって需要を開発、創造していく
ことがカギになるのではないかと考えている」


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