11月23日(日)
 カーツ 勝矢一成社長

  園芸・産業機械メーカー、カーツ(岡山市)の勝矢一
成社長。同社は本業で培った技術力を生かして、モー
タースポーツ関連製品をはじめ、ゴルフ用品などのレ
ジャー部門に積極的に進出、新分野は現在、全社売り
上げの10数%を占めている。勝矢社長にモノづくりや
製品開発に対する考えを聞いた。

 「園芸用の機械を今まで主体にやってきて、レーシン
グとかゴルフ関連に出ていった。これは全然関係が無い
ようだが、実は多いに関係ある。モノをつくるという点で
基本は一緒。それが、たまたま商品によってレジャー関
係に行った、園芸関係に行ったということ。当社には、
大手企業の下請けは一切しないという信念がある。苦
労はあるけれど、わが社で考えてわが社で開発し、わが
社で苦労しながらつくったものを、わが社のブランドで
世界に売って行くという、これがうちの会社の情熱といえ
る」

 ――製品開発にあたっては、さまざまな素材や工法
を組み合わせて新技術を生み出すことが欠かせないと
話す勝矢社長。さらに、製品が市場に受け入れられる
ためには、ニーズを的確につかむことの大切さを強調
する。

 「製品開発には企画力と開発力、特に企画力が重
要だ。地域をよく知っていなくてはならない。それぞれ
の地域を知るためには足と目を使うことが大事、世界
をよく歩かないといけない。当社の社員は技術マンも
世界各地へよく出て行っている。技術者が市場を知ら
ないと、マーケットを無視した製品をつくってしまう。
マーケットで受け入れられる製品がいいモノ。その点
に気を配って取り組んでいる」


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