12月7日(日)
 おいしさの科学研究所 山野善正所長

 「おいしさの科学研究所」(高松市)の山野善正所長。
同研究所は香川の地場企業などが出資する社団法人で、
「おいしさ」のメカニズムについて科学的に解明しようとい
う総合研究機関。山野所長に研究所が目指すものなど
について聞いた。

 「おいしさには、さまざまな要素がある。例えば、甘い
とか苦いといった舌で感じる狭い意味の味と、鼻の粘膜
で感じる臭い・香り、さらに食感(歯ごたえ・舌ざわり)など
があり、こういったものを総合的に感じている」

 ――山野所長はおいしさを科学の目で見つめること
によって、食品の域を超えたさまざまな効果を生み出す
のではと考えている。

 「人間、おいしいものをきちんと食べていると愉快にな
る、まず暗くはならない。そういう時、どういう物質が働い
ているか、どういう分子が脳の中で出るかといったことを
調べていきたい。そして、おいしいものを毎日食べてい
ると、人間として魅力的になり、人間らしい人間になると
思う。そこには多分、科学的な根拠があるはずだ。それ
を科学的に証明するのが将来の夢」



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