月18日(日)
 高松信用金庫 伊賀三千広理事長

 高松信用金庫(高松市)の伊賀三千広理事長。同
信金は2月、さぬき信用金庫(丸亀市)と合併する。
金融業界を取り巻く環境が大きく変わる中で、経営基
盤の強化を図ろうという今回の合併。伊賀理事長に、
経営理念や目指す信金像などについて聞いた。

 ――合併では、お互いの強みをどう生かしていくのか。

「どちらかというと、高松信金の強みは企画力と組織
力。一方、さぬき信金は営業エリアにおける地域密着
度合い。それぞれの強みをさらに強化、融合させなが
ら、うまく作用するように持っていきたい」

 ――両信金は03年4月に合併を発表、当初は“企
業文化の差”が不安視されていたが、伊賀理事長は徹
底した対話重視の姿勢でその差を埋めてきた。

 「一番大事なのはその点であり、そこが出発点だと思
っている。私と職員の間で実施しているオフサイトミーテ
ィングでは、10人ぐらいと順次フリーな話し合いをして
いる。これまでに、さぬき信金から出向した職員、支店
長全員と対話した。そういう中で私の考え方、あるいは
さぬき信金職員の考え方を認知しあうということでこれ
までやってきた」

 ――合併により、預金量は四国の信金で2位の3600
億円規模になる。スケールメリットを生かしながら、目指
すのは“より高度な地域密着型信金”だ。

 「私たちの経営支援というのは、本当に先方の経営陣
の中に深く入りこんで同じ土俵の上で同じ自分のテーマ
としていかに再生させるか、いかに企業の経営のために
役立てるかということ。常に役立つ提言をしていきたい」



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