月7日(日)
 岡山県早期起業家教育研究会 高橋武彦会長

岡山県早期起業家教育研究会の高橋武彦会長。同
研究会は子どもたちに早い段階から起業家精神を身に
付けてもらおうと、県立商業高校の校長や教諭らをメン
バーに去年10月発足した。高橋会長に起業家教育に
対する考えなどを聞いた。

 「ビル・ゲイツは子どものころ、切手を収集して高く売
れないかというような起業家の疑似体験をしている。そう
いうことが後のビル・ゲイツに結び付いているのではな
いか。できれば小・中学生の時からこうした教育に取り
組まないと起業家精神は身に付かないと思う」

 ――高橋会長が校長を務める岡山東商業高校では
去年、3年生のグループがオリジナルのアメ菓子を開発・
販売する模擬会社を設立。黒字を確保するなど成果を
上げた。研究会では今後、こうした体験重視の取り組み
に力を入れていく方針という。
 「実際に体験すると、本や教科書に書いてある意味
も本当に理解できる。教員でなく一般の社会人から教
わることもあるわけで、そういうことが貴重な体験になる。
実戦を経験していくことが、自分で何か行動しようとい
うような、自らがエンジンを持つことにつながると思う」

 ――起業家精神は事業を起こす際だけでなく、会社
という組織の中に入ったときも必要ということか。
 「そうだと思う。会社が新しいことに取り組むということ
は社内で“起業”するようなもの。それを誰がやるかとい
うと、社長だけではないわけで、多くの社員が知恵や工
夫を出して初めて新しいことが始められる。企業を支え
る多くの人たちが創業者精神みたいなものを発揮する
ことが大切と思う」。



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