月28日(日)
 テオリ 中山正明社長

岡山県真備町の家具メーカー・テオリの中山正明
社長。真備町はタケノコの産地として知られているが、
同社は竹を使った家具の製造、販売に取り組んでい
て、最近はオリジナル商品の開発に力を入れている。
中山社長に自社製品強化の狙いなどを聞いた。

 ――集成材を使用した竹製品は脱臭や抗菌効果、
耐久性の高さといった竹の特性が生かされている。こ
うした特性をさらにアピールし、環境や健康に関心の
高い消費者への浸透を図ろうと去年、新たに立ち上げ
たのが自社ブランド「take(テイク)」だ。
 「今は高齢化社会がよく話題にのぼるが、逆に我々
は少子の方に目を付けた。成長に合わせて高さが変
わり、3歳児から大人まで長く使えることを一つの売り
にしたい」

 ――同社は今年1月からカタログ通販をスタートさ
せて販路の拡大を図る。また、今後はコストの削減に
も力を入れる方針という。
 「このシリーズで採用している曲げ木加工は一部、
外部へ製造を委託していて、それがコストアップにつ
ながっている。集成材をつくる所から曲げ木まで一貫
生産できるようになれば、もう少しコストも安くなる。そ
こまで持っていきたい」

 ――6年前に販売を始め、25種類まで増えた竹の
家具。中山社長は当面、自社製品比率を現在の1割
から3割程度に引き上げることを目標にしている。
 「我々、中小企業は独自の技術、商品を持って他に
左右されない経営を目指すべきだと思う。不況だから
ダメだと言って逃げればきりがない。自分の足でしっか
りと立つためにも、会社のカラーというものを磨いていく
ことが大切。この竹をもとに区別化を図っていきたい」



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