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| 5月30日(日) |
失敗に学ぶ 〜 高谷茂男氏 | |
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「失敗に学ぶ 私の教訓」はチボリ・ジャパンの高谷茂男 社長。高谷氏は証券会社の営業マンを経て64年、27歳 の時に玩具の卸・小売りの「山陽玩具」、現在の「山陽プレ ジャー」を設立した。商売は順調だったが、平成に入り、外 資系の大手玩具量販店が岡山にも進出してきたことで状 況が激変した。比較的価格が安定していたおもちゃにも価 格破壊、安売り競争の波が一気に押し寄せ、売上が激減。 同業者の多くが倒産、廃業に追い込まれた。その苦境に 立った時、新事業として打って出たのが96年、玉野市に オープンしたレジャー施設「おもちゃ王国」。そして、高谷 氏はおもちゃ王国での実績が買われ、01年から倉敷チボ リ公園の経営再建の大役も任されている。おもちゃの価格 破壊を乗り切ったおもちゃ王国の原点は何だったのか―。 「おもちゃは子どもが夢や創造力を養うための必需品な のに、テレビゲームばかり。子どもは鉛筆すら削れない。そ んな状況を変えるためにも、小さな子どもたちが家族と一 緒に遊べる、昔ながらのおもちゃを中心にした遊園地を作 りたい、という思いは前々からあった。会社経営の失敗寸 前というか、大ピンチに直面して腹が決まった」 ――おもちゃ本来の子どもを育む機能を生かした遊び の場を考えていた高谷氏に、玉野市が経営難に陥ってい た遊園地・王子ファンシーランドの跡地利用を打診。社員 や家族は土地が広すぎることなどから反対したが、高谷氏 はそれを押し切っておもちゃ王国をオープンし、事業を軌 道に乗せた。 「振り返ってみると、大型安売り店の進出で窮地に陥った とき、相手のやり方に巻き込まれて安売り路線に走っていれ ば、今ごろは…。競争相手と同じ土俵で戦わず、自分で『新 しい土俵』を作る。それに経営者はいったん決めたことは、 必ずやり遂げる。それが大切だと思う」 |
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