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| 6月27日(日) |
失敗に学ぶ 〜 下津井電鉄 永山久人社長 | |
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山陽新聞社との共同インタビュー企画「失敗に学ぶ私の 教訓」。今回はバス事業などを展開している下津井電鉄 (岡山市)の永山久人社長(43)。 永山氏は下津井電鉄会長で先代社長の久也氏の長男。 大学卒業後、大阪のバス会社を経て岡山に帰り、1986年 下津井電鉄に入社。2001年に6代目の社長に就任した。 永山氏は高校3年生の時のある日、当時社長だった久也 氏の東京出張中に友達と深夜まで遊び歩いていて、出張 を早めに切り上げて帰宅した久也氏に見つかってしまった。 「父は仕事熱心で厳格な人。『お前がそんな怠けた態 度なら、もう学校へは行くな』と。翌朝、関連の整備工場 へ連れて行かれ、『今日からここで働け。誰よりも早くここ へ来て、夜は最後に帰って来い』と言われました。その日 から高校には行かず毎日、朝早く出掛けてストーブに火 を付けて回ったり、帰りは工場内の電気を消したり…。東 京の大学へ入ってからも、休みになればすぐに父親に呼 び戻され、ひたすら働く。そんな学生時代が続きました。 当時は遊びたい盛り。苦労もしたが、今思えば現場で働 いてきたことが、いい経験になりましたね」 ――学生時代から家業に携わり、常に現場に身を置い てきた永山社長。今でもまとまった休みをとるのは、正月 の3日間程度。グループ会社の役員も務め多忙な日々を 送っているが、若いころ父親から与えられた試練が精神 的な支えになっているという。 「試練は人生や会社経営につきものだが、それは同時 に、自分の能力が上がる瞬間でもある」 「世の中や人のために、どんな貢献ができたか―。それ が人間の価値では。これからいいことも悪いことも数々あ るはず。それを乗り越えながら、価値ある人間でありたいと 思っています」 |
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