岡山県岡山市伊福町   ノートルダム清心女子大学 聖堂

 ノートルダム清心女子大学は、明治19(1886)年、私立岡山女学校として創設され、清心高等女学校、岡山清心女子専門学校と改称され、昭和24(1949)年の学制改革でノートルダム清心女子大学となり現在に至っている。
 聖堂は、アントニン・レーモンドの設計。レーモンドは、チェコ人で米国に渡り、帝国ホテルの設計者であるフランク・ロイド・ライトの助手として来日。日本で設計事務所を開設し、40年余りにわたり活躍し多くのモダニズム建築を残した。
 建設は昭和4(1929)年。白壁の正面外観は、ステンドグラスがはめられた格子窓がデザインされ、屋上には十字架を載せた鐘楼を配置、端正な美しさをみせる。聖堂内は天井が緩やかなアーチを描き、ステンドグラスの格子窓とともに厳粛で伸びやかな空間を演出している。