ノリ養殖が盛んな岡山県の児島湾で7月27日から、ノリの色落ちを防ぐため海底のヘドロを攪拌する「海底耕うん」と呼ばれる作業が始まりました。

ノリの色落ちは栄養不足で起こりますが、海底耕うんをすることでヘドロの下に貯まった栄養塩を海水に供給でき、色落ち防止が期待されます。
この日は、湾内でノリ養殖をしている小串漁協など児島湾漁業協同組合連合会に加盟する漁協の漁師15人が出て、底引き漁で使う道具で海底のヘドロを攪拌していきました。

この海底耕うんはヘドロの多い所を中心に約30日間、行われます。