岡山市の両備グループは11日、傘下の国際両備フェリーが内海フェリーから経営を引き継ぎ、高松と小豆島を結ぶ航路を再編すると発表しました。
内海フェリーは高松港と小豆島の草壁港を結ぶフェリーを1日5往復運航していますが、新型コロナウイルスによる利用客低迷などで経営難に陥り、両備グループに支援を求めていました。両備グループは、支援に応じ8月31日、内海フェリーから全株式を取得、経営を引き継ぎました。これを受け内海フェリーは、高松・草壁航路を今年度末で休止する届け出をきょう四国運輸局に提出、受理されました。休止期間は1年間です。草壁航路の休止による利用者の不便を解消するため国際両備フェリーは高松・池田航路を来年度から1日2往復増便し10往復にする予定です。