JR西日本とJR四国は2021年1月6日、年末年始の利用状況を発表しました。新型コロナウイルス感染拡大などの影響を受け、過去最低の利用者数となりました。
下りのピークとなった12月26日のJR岡山駅新幹線ホームです。例年であれば、大きな荷物を持った家族連れなどで混雑しますが、利用者の姿はまばらでした。
JR西日本によりますと、岡山支社管内の12月25日から1月5日までの年末年始期間中の利用者は、新幹線は63万5000人で、前年の29%。在来線でも28%に留まり6万人でした。帰省のピークとなった12月26日の下りの利用者は、新幹線で4万人、在来線で4千人でした。Uターンのピークとなった1月3日の上りの利用者は、新幹線で4万9千人、在来線で4千人でした。
一方、JR四国によりますと、年末年始期間中の瀬戸大橋線の利用者は11万2200人で前年の34%。下りのピークは12月26日、上りのピークは1月4日でした。予讃線、土讃線、高徳線の主要区間での利用者は5万2400人で、前年の33%でした。