老朽化に伴い廃止が検討されている高松市立の市民プールを巡る問題で、市民団体が1月14日、存続を求め、高松市に要請書を提出しました。
要請書を提出したのは、高松市市民プールの存続を求める会です。メンバー十数人が1月14日、高松市役所を訪れ、林俊夫共同代表が創造都市推進局の長井一喜局長に要請書を手渡しました。高松市浜ノ町にある市民プールは、1978年のオープンから40年以上経ち老朽化し、利用者はここ数年減少しています。このため高松市は、運営を続けるために大規模な修繕が必要な場合は、廃止する方針を示しています。要請書では、修繕の充実を図るよう求めていて、メンバーは、「子どもたちが泳ぎを学んだり、親子がふれあう場として必要とされるプールが、廃止されることがないよう市民の声を受け止めてもらいたい」と訴えました。また、2020年7月以降に市民ら5100人余りから集めた署名も提出しました。