香川県は鳥インフルエンザの発生を受け、周辺の養鶏場などに対して行っていた出荷などの制限を先週末までに全て解除しましたが、引き続き再発防止に努めることを18日開いた対策本部会議で申し合わせました。

香川県では、去年11月5日に三豊市で高病原性の鳥インフルエンザが発生して以来、13の養鶏場で相次いで感染が確認され、県内で飼育するニワトリの約4分の1に当たる179万羽余りが殺処分される異常事態となりました。去年12月24日以降発生はなく、県内では卵やニワトリの出荷などの制限は16日午前0時に全て解除されています。しかし、全国的には発生は続いていて、依然として感染リスクはあることから、会議では18日以降、県内全ての養鶏場に消毒用の消石灰を再度配ることを決めました。また、全ての事業者に対して衛生管理の徹底を文書で促すなど、気を緩めることなく再発防止に努めることを確認しました。