春の到来です。岡山県内有数のタケノコの産地、 倉敷市真備町で、2月18日から、タケノコの出荷が始まりました。
真備町の有井地区の竹林では、神﨑茂さんが午前9時すぎから収穫を行い、土からわずかに頭をのぞかせたタケノコを一つ一つ探り当てては大きさを確認し、専用の鍬を使って慎重に掘り出していました。収穫されたタケノコは、正午ごろから真備町内の選果場に運び込まれました。大きさや重さ、傷などがチェックされたタケノコは、ランク別に2キロ入りの箱に詰め込まれました。JA全農おかやまによりますと、岡山県内で採れるタケノコのおよそ8割は真備町産で、白くて柔らかくあくが少ないのが特徴です。生産量は年々減少し2020年は97トンでしたが、2021年は天候に恵まれたため、100トンは超え豊作になりそうだということです。タケノコの収穫は、5月上旬まで続き、岡山や倉敷、東京などの市場に出荷されます。