岡山市の後楽園で2月19日、冬越した害虫を駆除する恒例の「松のこも焼き」が行われました。
後楽園の「松のこも焼き」は45年前から続く伝統行事で、春を前に、越冬のため害虫が潜り込んだこもを焼いて
駆除しようというものです。2月19日は岡山市内の造園業者が、2020年10月、園内のクロマツやアカマツなどおよそ240本に巻き付けた「こも」を取り外し、池のほとりに集めて火を付けていきました。例年、この春の風物詩をカメラに収めようと大勢の見物客が訪れることから、2021年は、新型コロナウイルス感染防止のため、人数を制限するなどの対策を取りました。