岡山県瀬戸内市が観光の目玉としてPRしている日本刀の国宝「山鳥毛」をデザインしたラッピングタクシーが2021年4月8日お目見えしました。
国宝の備前刀「無銘一文字・山鳥毛」は、2020年、瀬戸内市が購入し、備前長船刀剣博物館に所蔵されています。
2021年7月には、大型観光キャンペーン、デスティネーションキャンペーンが岡山県で始まることから、日本刀の聖地・長船をPRしようと瀬戸内市観光協会などが企画しました。
2021年4月8日お目見えしたタクシーは、瀬戸内の海をイメージした鮮やかな青色の和柄をバックに「山鳥毛」をデザイン。ボンネットには刀身を大胆に配しています。また、シートカバーなどの内装も同様の色調で統一しています。タクシードライバーは刀鍛冶に見立て作務衣姿で運転します。タクシーは4月10日から、JR長船駅と刀剣博物館がある備前おさふね刀剣の里の間を運行します。
利用するには1週間前までに予約。料金は、4人で乗車した場合、入場料込みで1人1000円。