岡山県に発令されている新型コロナウイルスの緊急事態宣言について、政府は2021年6月17日、6月20日の期限をもって解除し、まん延防止等重点措置も適用しない方針を固めました。
6月17日開かれた専門家らでつくる分科会で、西村経済再生担当大臣は、岡山県に出している緊急事態宣言について6月20日に解除する案を諮り、了承されました。また解除した後も、まん延防止等重点措置は、適用しない方針です。

岡山県の伊原木知事は「数字は皆様方のおかげでずいぶん落ちた。病床使用率も落ちています。ただその一方で、急に全て解除する場合は、(リバウンドの)リスクが高いのではないか。」と述べました。解除によって感染の再拡大が懸念される中、飲食店への酒類の提供禁止や営業時間の短縮などを含む現在の要請内容を6月21日以降、継続するかどうかについては、このあと6月21日午後7時から開かれる岡山県の対策本部会議で決定される見通しです。