任期満了に伴う岡山県の玉野市長選挙は2021年10月17日投票が行われ、即日開票の結果、無所属で新人の柴田義朗さん(60)が初当選しました。
開票結果は、柴田義朗さんが1万6362票、赤松通博さんが8960票。無所属新人同士の一騎打ちは柴田さんが赤松さんにおよそ7000票以上の差をつけ、当選を果たしました。
柴田さんは玉野市出身。中央大学法学部を卒業後、岡山県職員となり、保健福祉部次長などを歴任。2020年4月から1年間岡山県立大学副理事長を務めました。今回の選挙戦では、人口減少が進む中、若者世代定住のための少子化対策、子育て支援や新たな企業誘致による雇用対策などを訴え、支持を広げました。
投票率は51.67%と4年前の前回選挙を3.86ポイント下回りました。