下水に含まれる新型コロナウイルスの遺伝子を見つけ出し、感染拡大の兆しを早期につかもうと、香川県は2021年10月25日から疫学調査を始めました。
調査は県内2カ所の下水処理場で、高松市や坂出市の一部など、3市2町の家庭などから排出された下水を対象に2022年3月まで週2回実施される予定です。
香川県宇多津町にある大束川浄化センターでは25日、採取したサンプルを職員が専用容器に移し替えました。新型コロナの感染者の便の中には発症の前段階からウイルスが存在すると考えられていて、感染動向が早期に分かるものと期待されています。