津山市で17年前、当時、小学3年生だった女の子を殺害したとして、殺人などの罪に問われた42歳の男の裁判員裁判が2021年11月24日、岡山地裁で開かれ、検察側は無期懲役を求刑しました。
この事件は、津山市で2004年9月、当時9歳で小学3年生だった女の子が自宅で胸や腹を刃物で刺されて殺害されたもので、無職の勝田州彦被告42歳が殺人などの罪に問われています。
この裁判では被告が捜査段階で一時、殺害を認めた「自白」の信用性が争われていて、勝田被告は公判では「絶対にやっていない」と一貫して犯行を否認しています。
検察側は24日の論告で、被告は取調官の誘導を受けずに自ら殺害の手順などを説明していて、「自白」は信用できると主張しました。その上で検察側は無期懲役を求刑しました。
また論告に先立ち、女の子の父親が「優しくてかわいい大事な娘が突然殺された。苦しくて胸が張り裂けそう。極刑を望む」と意見を述べました。
一方弁護側は最終弁論で「殺人に対する客観的な事実はなく、自白に一貫性はない」などと述べ無罪を主張しました。
判決は2022年1月6日に言い渡されます。