岡山県総社市のヒイゴ池湿地で、環境省が準絶滅危惧種に指定しているサギソウが花を咲かせています。
白い可憐な花をつけたサギソウは、シラサギが翼を広げた姿に似ていることから名付けられました。環境省のレッドデータリストで準絶滅危惧種に指定されていますが、総社市のヒイゴ池湿地では岡山県内最多のおよそ1万株が自生しています。
今年は例年より1週間ほど遅く8月1日に咲き始め、300株くらいが花をつけています。
風に揺れる涼しげなサギソウの花をカメラに収める愛好者らの姿も見られます。
サギソウは8月中ばに見ごろを迎える見込みで、9月上旬まで楽しめるということです。