新型コロナの第8波で献血者の減少が深刻です。例年寒くなり、外出機会が減る冬は減少傾向で、岡山・香川両県の赤十字血液センターは過去の協力者に直接連絡するなどし、てこ入れを図っています。
輸血用の血液は長期保存ができないため、岡山県赤十字血液センターでは毎月、6300から6900人の献血者確保を目標にしています。
ただ、コロナ禍で目標を下回る月が増える中、11月以降、県内でもコロナが再拡大している上、急に寒くなったことも重なり、「血液の確保が難しくなるのでは」と危機感を強めています。
センターによると、コロナ感染者は感染から1カ月は採血できない決まりもあるため、今後も感染状況に大きく左右されそうです。
12月5日、献血確保に役立ててもらおうと、岡山南ロータリークラブの関連団体がノンアルコールのスパークリングワインを寄贈しました。献血ルームうらら、ももたろうで献血協力者、先着140人にプレゼントされます。