交通の結節点という利便性を持ちながら「通過型観光」と言われる岡山県。そこで、岡山での宿泊客数や観光客の滞在日数を増やそうと、新しい観光商品づくりが進んでいます。
「岡山 TAKUMI ツーリズム」と銘打ち、ホテルグランヴィア岡山が観光庁の補助事業として、JTB岡山支店、テレビせとうちと連携して取り組んでいます。
9月6日まで3日間の日程で、旅行の専門家や外国人識者ら4人を招いてモニターツアーが行われています。
岡山県内でこだわりの醤油造りに情熱を燃やす経営者や備前焼の若手作家、日本刀の刀工ら9人を「匠(たくみ)」と位置づけ、ホテルグランヴィア岡山が起点となって匠とのふれあいのひとときを特別なツアーとして提案し、旅行者がまだ気づいていない興味や感動体験につなげる狙いです。
9人の匠を訪問する今回のモニターツアーで識者からの助言を受け、9つの付加価値の高いツアーを磨き上げ、来年春の商品化を目指します。