岡山県北の津山市や新見市など12市町村を舞台に初めて開催される現代アートイベント「森の芸術祭」が9月28日に開幕します。津山市内では、作品の制作が大詰めを迎えています。
津山市の鶴山公園では24日、竹を組み立てたアート作品の制作が進められました。
竹の丸太が即興的に組み上げられた構造物の中に、緻密に編み込まれた竹ひごが流線形に装飾された大作「TAKENOKODO」は、インド人アーティストで建築家のアシム・ワキフさん(インド)が16日から制作に取り掛かり、岡山県立大学デザイン学部の学生らも制作をサポートしています。
また、作品の周辺には竹の良さを再認識してもらおうと、竹で作ったドラムや竹ひごを編んで作るベンチも制作されています。
森の芸術祭は28日に開幕し、津山市や新見市などの21会場に12カ国42組のアーティストの作品が展示される予定です。