備前焼作家・藤原和さんの個展が12月3日、岡山市の天満屋岡山店で始まりました。8日まで開かれます。
藤原和さんは、祖父の啓さん、父の雄さんと2代続いて人間国宝を輩出した藤原家の3代目です。
長年、土と向き合ってきた和さんが、3年ぶりに開いた今回の個展でテーマとしたのが「土の聲」です。
田んぼからメタンガスなどが発生する「ガス湧き」の現象から着想を得ました。田んぼの土を焼き上げ、柔らかみのあるオブジェに仕上げました。
備前の陶土にアクリル樹脂などを混ぜた絵画「泥・ing」は、金属のような輝きを出すため、オランダから絵の具を取り寄せました。
また、文化功労者で総社市出身の書家・高木聖雨さんの文字が刻まれた合作などもあり、およそ60点が並びます。