中国地方の伝統工芸作家の優れた作品が集まる公募展「日本伝統工芸中国展」が岡山市の天満屋岡山店で開かれています。6月1日まで。
山口県を除く中国地方4県を対象としたもので、陶芸、染織、漆芸など7つの部門に106人113点の応募がありました。
会場には入賞・入選作品に、審査員らの無鑑査作品合わせて103点が並びます。
特別賞の金重陶陽賞に選ばれたのは、倉敷市の漆芸家・小松原賢次さんの作品、卵殻蒔絵盛器「乱菊」です。
器一面に広がる生命力みなぎる菊の花。うずらの卵の殻を細かく割って貼り付けることで、漆では作り出すことが難しい美しい白色の花びらを表現しました。
テレビせとうち賞に選ばれた器は、粘土を紐状に伸ばして積み重ねる「紐造り」という技法でつくられています。
高い造形技術や、土の力強さを感じさせる表現力が評価されました。