
倉敷市出身の日本画家・森山知己さんの個展が岡山市の天満屋岡山店で開かれています。6月15日まで。
天満屋岡山店で3年ぶりとなる今回の個展。森山さんが岡山県吉備中央町にアトリエを構えて30年の節目に合わせ、テーマは「reboot」。会場には38点の新作が並びます。
森山さんは古典技法や素材を探究し、独自の創作に挑み続けていて、江戸時代中期の絵師・尾形光琳による国宝「紅白梅図屏風」の流水文を銀箔の硫化で再現して以来、たらし込みやぼかしなど琳派のあらゆる描き方を表現してきたといいます。
水の表情を捉えた「水の記憶」は、絹地に不作為に描かれた墨のにじみが、見る人にさまざまな“景色”を想像させます。