日本映画界初のスターと言われ、明治から大正時代にかけて活躍した岡山市出身の俳優・尾上松之助。後楽園をロケ地に主演映画を撮影する様子を収めた映像が発見され6月26日、岡山市内で特別上映されました。
後楽園の鶴鳴館で開かれた特別上映会。映像に映っているのは岡山市出身の俳優で日本映画草創期のスター・尾上松之助です。
歌舞伎の題材を映画にしていた当時、松之助のぎょろりとした大きな目でみえを切るポーズが評判を呼び、「目玉の松ちゃん」の愛称で親しまれました。
この日上映されたのは、航空会社が1935年に公開した広告動画で、その中に後楽園で松之助の主演映画「荒木又右衛門」を撮影する様子が収められています。
昨年、松之助の資料を収集している尾上松之助遺品保存協会に神戸映画資料館から「松之助とみられる人物が映っている映像がある」と情報提供があり、発見されました。
上映された映像には、1945年の岡山空襲で焼失する前の岡山市街地や岡山城なども記録されていて、郷土資料としても価値があるということです。