雲海に浮かぶ姿から「天空の山城」と呼ばれる高梁市の備中松山城。毎年、秋のシーズンに合わせて行われる雲海の発生日予報が9月30日、始まりました。
備中松山城展望台に岡山理科大学の大橋唯太教授らが訪れ、今シーズンの運用開始を知らせる看板を設置しました。標高430㍍にある備中松山城は、10月下旬から12月にかけて気候条件がそろうと、雲海に天守が浮かぶ幻想的な姿が見られます。そんな「天空の山城」が見られる日を人工知能(AI)で予測するのが、大橋教授が開発した「雲海AI予報」です。気温や湿度といった気象データを基に、1週間先までの発生確率を予測します。2023年から運用を始め、高梁市のホームページなどで公開されています。これまでは雲海が発生するかしないかのみの予測でしたが、雲海の位置が高すぎたり低すぎたりして「天空の山城」にならない日の予測もできるようになりました。
雲海は、湿度が高く、前日との寒暖差が大きい日の早朝に発生しやすく、備中松山城周辺では11月にピークを迎えるということです。