岡山市出身のデザイナー・水戸岡鋭治さんのデザインや、路面電車の魅力に触れられる施設が岡山市内に完成し、あすのグランドオープンを前にきょう、関係者に公開されました。

岡山市の岡山電気軌道が中区東山の車庫内にある創業時の本社屋をリニューアルし、歩いて楽しい街づくりの拠点にしようと、整備していたものです。
きょうは小嶋光信社長や、全体をデザインした水戸岡鋭治さんらがテープカット。
三毛猫のSUNたまたまが、館長代理に就任しました。
施設は、去年夏から一部を公開していましたが今回、建物全体の改装が完了。
新たに完成した、人気の電車キャラクターや鉄道模型で遊べるコーナーでは、招待された園児たちが早速、思い思いの電車を走らせていました。
水戸岡さんがデザインした作品パネルや、家具などを展示する部屋、シアタールームなどでは、細部までこだわったデザインの世界に触れることができ、展示は今後も増設が予定されています。
また車庫内では、1904年製の遷車台を使い路面電車を別の軌道に移す作業なども見学できます。
施設はあすオープンで、開館時間は午前10時から午後4時までです。