岡山市中区の住宅街で6月、老朽化した空き家の壁の一部が倒壊し危険度が高いとして、岡山市はきょう条例を適用して初めてがれきを撤去するなど、応急措置を講じました。
岡山市中区新京橋の住宅街です。
市などによると6月30日、木造平屋と見られる1棟の壁の一部が倒壊。
私道をふさぐように崩れ落ちました。
20年以上空き家となっていて所有者は分かっていません。
市は住民からの連絡を受け調査し、残った壁がさらに倒壊する恐れがあるなど危険度が高いと判断。
所有者に撤去や修繕を勧告・命令できる特定空き家に7月認定しました。
しかし、所有者が不明なことから市は重機を使ってきょう、がれきを敷地内に戻すなど応急措置を講じました。
対応は特定空き家に切迫した危険がある場合、市が必要最小限で対処できると定めた、去年1月施行の条例に基づくもので、初めての適用です。
岡山市によると6月末現在、市内で特定空き家に認定されているのは83棟ですが、これ以外にも多くの空き家があり、調査を急ぐということです。