備前刀の産地・瀬戸内市長船町の「備前長船刀剣博物館」できょう、入館者が100万人を迎えました。
開館36年での達成です。

備前長船刀剣博物館は1983年に開館し、備前刀を中心に約500点を所蔵。
鎌倉時代からこの地で栄えた、刀づくりの歴史を伝えています。
100万人目となったのは、広島県福山市から訪れた会社員の緒方裕香さん。
3年ほど前から、ゲームをきっかけに日本刀好きになった、いわゆる「刀剣女子」です。
備前刀を間近に見たいと初めてこの博物館を訪れたといい、白髭修一館長から記念品として備前刀の小刀が贈られました。
備前長船刀剣博物館は、刀匠らが刀を作る工房も併設していて、最近では年間3、4万人が訪れています。