四国電力は11月28日、家庭向けを含む規制料金の値上げを国に申請しました。平均28・08%の大幅な値上げとなり、2023年4月の実施を目指しています。
家庭向けなどの電気料金のうち、国が変更を認可する規制料金についてで、値上げ幅は平均28・08%。標準的な家庭で1カ月当たりおよそ2200円負担が増える見込みです。
四電は燃料価格の高騰などの影響で2023年3月期の業績予想は、純損益が250億円の赤字になる見通しで、今回、値上げに踏み切りました。
四電が国に値上げを申請するのは2013年2月以来で、2023年4月1日からの実施を目指しています。
大手電力会社の値上げ申請は、東北電力、中国電力に続いて3例目で、中国電力は規制料金について平均31・33%の値上げを国に申請しています。