香川県東かがわ市が無償譲渡した市所有の複合温浴施設が5月1日、営業を始めました。小豆島でホテルを経営するエンジェルリゾートグループ小豆島が運営する「瀬戸内リゾート ベッセルおおち」です。
1997年に市が整備したベッセルおおちは毎年、およそ10万人が訪れていましたが、老朽化が課題となり、市が修繕などを条件に引受先を公募していました。
この日、温浴施設とレストラン、一部宿泊施設などの営業を始めました。レストランは地元で取れた魚料理など50品以上をそろえたバイキングスタイルに生まれ変わりました。
運営会社は2024年中をめどに改装を進め、客室を現在のおよそ4倍にするほか、小豆島と結ぶクルーズ船も就航させる予定です。