瀬戸内に春の訪れを告げるとされるサワラ漁が解禁となり4月22日、高松市中央卸売市場で初競りが行われました。
午前5時半、競り人の威勢のいい掛け声とともに、小豆島沖やさぬき市沖などで取れたサワラが競り落とされていきました。
漁初日、霧の影響で漁に出られない船が多かったためだということで、昨年の初競りでは3445匹が並んでいましたが、この日の入荷分は1137匹と、昨年の3分の1ほど。今後は増えていく見通しです。
今年の最高値は1キロ当たり10万円。昨年の7万円を大きく上回るご祝儀価格で、高松市のスーパーきむらが競り落としました。
春のサワラ漁は5月上旬がピークで、5月末ごろまで続きます。