創業したての起業家らを対象にした香川県の事業成長支援プログラム・ブースターガレージの最終発表会が3月7日、高松市内で開かれました。
ブースターガレージは起業を目指す人を対象にした一般的なビジネスプランコンテストではなく、創業期の起業家や世代交代を機に新規事業などに挑戦する後継者らを短期間で集中支援するプログラムです。
事業計画案が採択された7人の起業家は、およそ3カ月間、戦略や財務のサポートを受けながら新規事業をブラッシュアップ。この日は最終発表会が開かれ、投資家ら5人の審査員を前に練り上げてきた事業をプレゼンテーションしました。
高松特産の庵治石を扱う石材会社の後継者は新規事業として、庵治石模様を布生地で再現した商品を開発。石材ではない新市場を切り開きながら、売り上げの減少に悩む庵治石の魅力度アップにつなげたいと訴えていました。
ブースターガレージは今回が3回目。参加者の中には資金調達につながったり、他社とのコラボレーションが生まれたりするなど効果も出ています。