新型コロナウイルスの感染者などに対する差別や偏見を無くそうと、香川県は8月17日から、啓発キャンペーンを始めました。

香川県庁・東館の正面に設置された看板「NOコロナハラスメント」。
うわさ話やSNSを通じて新型コロナウイルスの患者やその家族、医療関係者などに対するいわれのない差別や誹謗中傷は許されないという意識を広げようと、県が市や町などと連携して啓蒙キャンペーンを推進します。
県のホームページには特別にサイトを設け、浜田知事や県内の市長、町長からのメッセージ動画を公開しました。
また、県内の高校に協力を呼び掛け、キャンペーンのキャッチコピーやメッセージを各校の生徒たちが手掛けるオリジナルポスターも制作。
9月から県内のコンビニや高松駅などJRの主要駅に掲示する予定です。

県ではこの取り組みを県内の企業や団体、個人にまで広げる方針で「NOコロナハラスメント」のロゴのデータは、申請があれば提供するということです。