高梁市にある山城、備中松山城の猫城主「さんじゅーろー」をモチーフにした原動機付自転車のオリジナルナンバープレートが完成しました。11月からの交付を前に27日、この記念プレートが「さんじゅーろー」に献上されました。
記念プレートの献上式は「さんじゅーろー」が住み着いている備中松山城の天守閣前で行われ、「さんじゅーろー」に代わり、高梁市観光協会の中村宏史会長が記念プレートを受け取りました。ナンバープレートは原動機付自転車のもので、排気量ごとに3種類あります。さんじゅーろーがおととしの7月豪雨の直後、城に迷い込んできたことを受け、復興を祈り作られました。地元高梁城南高校デザイン科3年の松尾真珠さんがデザインしていて、吹屋ふるさと村のベンガラ染めののれんを大きく描き、特産品のシャインマスカット、ピオーネ、ベンガラの3色の横線をアクセントにしています。プレートの交付開始は11月1日で、初日のみ市役所で希望番号が指定できます。無料で現行のプレートと交換することもできます。