2021年1月岡山城で複数の傷が見つかった事件で、2月2日文化財保護法違反などの疑いで再逮捕された男の身柄が2月4日岡山地検に送られました。
送検されたのは愛知県清須市の無職・加藤丈晴容疑者47歳です。加藤容疑者は1月13日から18日までの間、岡山市の岡山城で、天守閣や国の重要文化財に指定されている月見櫓などに、合わせて30カ所、線状の傷や「加藤」という文字を彫ったとして、文化財保護法違反などの疑いが持たれています。加藤容疑者は「全く知りません」と容疑を否認しています。丸亀城や愛媛県の松山城のほか、岡山市の吉備津神社などでも同様の傷が見つかっており、警察が関連を調べています。